まさかの事態…№2
続き
その後、遺体は病院から葬儀場に移動するため見送り、私たちも一応葬儀場へ。
安置部屋でババとババの姉が一晩泊まり、次の日に火葬の予定でした。
ババは泣きながら、ババの姉と一緒に着せるものや、棺桶やその他もろもろ決めていっていた。
翔と私は何かを感じながら、終わるまで待っていた。
ひと通り終わり、とりあえず家に帰り、空を寝かしつけ、私は友人の家に帰る予定だったが、ここ2日間の睡眠不足がその日に限界を迎え、気が付いたら寝てしまっていた。
朝起きて、本当は礼服のレンタルに行こうかなと思ったが、
きっと。このまま、トントン拍子で家にずっといないといけない雰囲気を出されてしまう…
そして、終いには、今現状の話が、ジジババから、翔の兄に話が行き、ババの姉に行くんじゃないか…
ジジから話しかけられるんでないかと
色々な危機感が働いたため、朝7時に私は家に、空にバイバイをした。
翔には、行くまで2-3時間空いてるから、家に居づらいから、化粧しなおしたいから、と色々言い、家を出た。
友人の家につき、私は、その日は仕事を入れず、家のことをした。
そして、翔やジジババが動き出す時間になるとともに、翔からLINEが来る。
最初は無視、その後、電話。
翔に「先にいてって」「もう少しでつく」などと言った。
私はその日行くつもりじゃなかった。
翔は最初私は参加すると思っていたらしく、普通に、会話していた。
4時間後。火葬場に行くころ。
私は翔に本当のことを伝えた。
「私、今日いかないよ。行っても袋叩き、包囲網、家政婦。あと、私体調悪いし。」
ばぁちゃんの最後の姿見てあげて
と
言われたが。
「見たよ。あとは翔がみて」
「まず、私がさっきまで行くって自分から言ってないのわかってる? さっきまで行くと言わなかったのは翔にはちゃんと行ってほしかったから。私が来ないから行かないってゆうのは避けたかったから」
とちゃんと伝えた。
それでも火葬場には来てほしいというので。
言った。
「行かないよ。私のことはいいから向き合いなさい。 後悔しないように 私はジジに言われた『一緒に翔のこと、成長させよう』とゆう言葉を果たしてるだけ。最低限の優しさだね」と…
すると、翔は黙った。
あとから聞いたが、翔がいつも以上に泣きまくったらしい。
何とか一日がおわり、
次の日、翔と私は、もともと約束していた、児童相談所に行った。
続く…