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25年ぶりの再会

こんにちわ。

 

先日、9月の三連休の予定がありまして、

そのことを報告しようと思います

 

土曜日、パートナーの親戚の集まりとして、私含め6人で、

毎年恒例旅行が始まり、登別温泉へ!

 

ホテルは、登別万世閣ホテル。

建物の中にはすごい硫黄の香りが漂っていた。

 

日曜日は、温泉を堪能したので、次は、わかさいも本舗に行ったり、市場に行ったりしてから帰った。

 

まぁこれだけで私は十分疲れ切っていた。

そして、日曜日の夜、解散した後、また集まり、みんなで焼肉会が行われた。

 

私は、疲れのあまり、放心状態で頓服薬が効くまでぼーーっとしていた。

 

私は、疲れすぎると、頭の中の思考回路が停止したかのようになる。

目に入る気になったものを口ずさみ、喋りが遅くなる。

 

なんなんだろうね。

 

 

そんで。

ここからが本題。

 

9月18日、月曜日。お昼から

 

私、25年ぶりに、実の父に会いました。

 

もともと、来ることは知っていた、

なんでか・・・。

今回の札幌帰還に私が手伝って飛行機やレンタカーの手配をしたからだ。

 

 

私が24歳の時元旦那と離婚しようと思っていたころに

母から「いいように使え」と、実の父の連絡先を教えてきてから。

まぁまぁの頻度で、連絡はしていたので、なんとなく気軽に、会えた。

いまだになぜあのタイミングで母が教えてきたのか理解できないが…。

 

本当は、会うことはまぁいいけど、何話すか、ずっと考えていた。

 

25年間の恨みつらみを全部話してやろうかとも思ったが、

 

会ってみたら、

話したいことが分からなくなった。

 

会うとき、パートナーも付き合ってくれて、

もしもの事(たとえば発作とか)を考え、付いてきてもらった。

 

 

とりあえず、会ってすぐに、喫煙可能のコーヒー屋に入り、ランチを頼んだ。

 

会ってから、ずっと目を合わすことができなかった。

 

話し始めてから、最近の私の状況を聞かれたり、私が施設に入ってころに、実の父が引き取ろうと試みたらしい話を聞いたり、実の父の仕事の話を聞いたり、パートナーの話をしたりと、、、いろんな話をした。

 

過去がどうであろうと、今お前が幸せならそれでいい

 

そう言ってくれたが、

私にとっては、複雑だった。

 

その後、私の誕生日に今年は何も用意してなかったから、といい、一緒に買い物をした。

 

実の父は私に会えてうれしかったのか、ちょこちょこ写真を撮られてた。

まぁ私は気にしなかった。

 

買い物はshiroのショップへ。

初めての親子での買い物、母とはなかなか一緒に行く機会がないし、母は基本妹と一緒なので、私と行くことがない。

そのため、実の父と一緒に買い物をすることが案外楽しかった。

ちなみに、育ての父とは、一緒に買い物に行くこともまずないので。

この買い物は、いつも以上に楽しかった。

 

話を聞いてくれて、ずっと隣にいて、これどお?とか言いながら。

 

とにかくうれしくて、楽しかった。

 

買ってもらったものは

・ヘアオイル

・米ぬかのアイシャドウ

 

大事に使います!!

 

買い物が終わると、

私はもう少し一緒にいれないかと

自然に思っていたし、気が付けば、目も合わせることができていた。

 

だが、実の父は、一人で買い物して帰る。と言い、解散することになった。

 

寂しいけど、またあえる。きっとまた会いに来てくれるだろう。

そう自分に言い聞かせ。

我慢した。

 

昔は、母から「あんたの父親は○○でひどいやつだ」とかいろいろ、話をされていた。

母親に実の父親に会いたいと伝えると、泣かれたりが普通だった。

そのため、私は親なのに自分の思うことを伝えるとゆうことができない人間になっていた。

 

実際実の父親に会うと、「本物の父親だ、大好きだったとーちゃんだ」と感じた。

 

また来年も会いたい。

長生きしてほしい。

元気でいてほしい。

死なないでほしい。

 

きっとこれが本心なんだろう。

 

また一緒に笑ったりしたい。

そうおもった。

実の父親に会って気が付いた。

 

”本心を言えない。思うことを素直に話せない。そんな家族って何だろう”

そう思ってしまった。

 

実の父親と会う前に

母に会うことを伝えていたので、家に帰ってきてから、会ってきたよ、と一応報告をした。

母は「そうだった?」そう聞いてきたが、

そんなの素直にいえないよね、

だって。

言ったら、母はどう感じ、どう考え、どう思う?

また泣いたり苦しんだり怒ったり、しないか?

「あんたのことをおもって頑張って育ててきたのに」

またそう言ってくるのではないか?

 

そう思い、素直に話せなかった。

まぁよくわからないけど楽しかったよ。

と適当に思いました感で伝えたが、

本当は、めちゃくちゃ、いいとーちゃんだった。

 

最初は、会うのが怖かった、緊張した。

今まで、出会ったりした人は”女”としてしか見られることがなく。

性的暴行、性的行為、などと、性的にしか見られたことしかなかったから。

この人も、こんな目で見るんだ…。

って、素直に話せる人がいない。

家族じゃない

そう実感させられるんじゃないかって、怖かった。

でも実の父親は違った。

ちゃんと自分の娘が心配で会いに来てくれた。

 

そう感じさせるほどの行動、言動があった。

 

実の父親と、育ての父親の違いがはっきりしていた。

最近のこと、病気のこと、仕事のこと、いろんな面の心配事をきちんと真正面から聞いてきてくれる。

 

きちんと向き合ってくれる人だ

って安心した。

 

25年間いろいろ実の父親に対して、思うことがたくさんあったが。

そんなんもういいや。

 

とにかく、元気で、笑顔で、長生きしてくれ、そして、毎年、会いに来てくれ。

そう願う。